活動日誌−活動日誌

【17.02.15】市民の共感・協力を得て公共事業を

市民の共感・協力を得て公共事業を


 2月6日の緊急議会で市道=桜が丘沓掛線の工事内容を変更する
議案を審議しました。多額の予算増を伴うものでしたが賛成をした
のでご報告します。
 今回の工事変更は1法面の補強、2粘土質による土留め具の残置、
3用地買収困難による形状変更の3点なのですが、主に議論になっ
たのは形状変更についてです。取得できない土地を避けて道路を建
設するため専用部品の購入などで1億1千万円かかります。
 委員会では当該用地の地権者が他の地権者より高い単価を市に要
求したが、市は原則通り他の地権者と同じ単価での交渉を貫いたこ
と、金額以外にもその土地を所有し続けたい事情が地権者にあるこ
とが市の答弁で明らかになりました。

 当初は私も代執行での用地取得について調べていましたが、行政
は個人の財産を保障する立場を守らなければなりません。代執行を
ちらつかせながら交渉してはいけないと思います。また、他の方法
がない場合でないと代執行の認定はされないが、すでに市が代替工
事法を議会に提案しているので、今の段階から代執行を進めるのは
困難だと考えました。尚、形状変更により側道が寸断され片側は歩
行者が通れなくなりますが、市は用地買収の努力を今後も続け、取
得でき次第再建設することも確認できました。


 桜が丘沓掛線については不要なボックスカルバート工法について
は反対してきましたが、道路そのものは豊明市民の生活や交通安全
だけでなく大府市の(特に北崎)市民にも役立ち、望まれている事
業なので推進を求めてきました。その意義に共感し用地買収に応じ
ていただけない方がいることも、全体で2億円超の税金を使うこと
も残念なのですが、工期も重要です。市には必要な土木、建設事業
を推進できる人材育成も今後求めてゆくつもりです。

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