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【18.04.04】ごみ処理費を袋の値段に転嫁するのはごみ減量にむすびつくか…生活実態に合ったごみ行政にしてください。

ごみ処理費を袋の値段に転嫁するのはごみ減量にむすびつくか…生活実態に合ったごみ行政にしてください。



 3月議会の一般質問でごみ行政についても取り上げました。共産
党豊明市委員会で行ったアンケートで、集積所までごみを運ぶこと
が大変という意見があったことと、普段の訪問・対話でも同様のお
話を聞くことがあるからです。介護が必要と判断された方の場合、
ごみを出すサービスもありますが、そこまで弱っていない方でもご
みを出しやすくするため現在の「最低4世帯で1か所」という条件
を緩和してはどうかと質問しました。
 市の回答は「集積所の選定と管理は町内会にお願いしており、高
齢の方がごみを出しづらいという場合はその方の了承のもと自宅前
に変更するなどの提案を市からしています。」ということでした。
全ての市民に戸別収集が必要とは思いませんが、側溝にフタをして
収集場所を新たに確保すること等、高齢者が自立してごみを出せる
よう、取り組んでほしいと要望しました。

 また、東部知多衛生組合の新焼却炉の建設・運営には多額の費用
が掛かることになります。(平成23年度から27年度の東部知多
衛生組合の負担金は2億5千万円〜3億円で、平成30年度は6億
8千万円)この費用の一部をごみ袋の値段に転嫁して賄うことが検
討されるのですが、所得の高い低いによらず一定のごみは出てしま
うものなので、応能負担の原則通り市の税金で賄うべきではと質問
しました。
 市の解答は「現在ごみ処理費は市税で賄われており、ごみ減量に
取り組んでいる住民の負担とそうでない住民の負担が均されていて、
減量の努力に応える仕組みになっているといえない。ごみ減量化の
1つの手段として議論していきたい。」というものでした。しかし、
生活条件によっては減量の努力がしづらいごみが出る世帯もありま
す。介護・子育てのおむつ、自宅の雑草・剪定枝などは減らすこと
が大変むずかしい。袋の値段にごみ処理費を転嫁するのは賛成でき
ませんが、福祉的視点で該当世帯にあらかじめ一定の枚数を配布す
るとか、値段を割り引くなど対応策を検討するべきと指摘しました。

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