活動日誌−活動日誌

【18.07.18】災害は起きる前の対策を

災害は起きる前の対策を

   7月5日から西日本で起きた豪雨災害では浸水被害と共に856
件(16日時点)の土砂崩れが起き、沢山の方が犠牲になりました。
広島市や熊野町で土砂崩れが起きた現場は高低差150〜200メ
ートルの斜面で、水が流れる場所の表層が土砂となって住宅を巻き
込んだようです。
 豊明市はそういった規模の山や斜面はありませんが、5〜15メ
ートル程度の急傾斜地があり、2年前の大雨では南館で崖が崩れて
学童保育の建物に被害がでました。豊明市の平成29年の防災計画
では砂防事業の基礎調査で崩落危険個所が15か所確認されており、
そのうちの1か所、三崎町社は平成18年に”土砂災害警戒区域等
における土砂災害防止対策の推進に関する法律”による土砂災害警
戒区域及び土砂災害特別警戒区域に指定されています。

 その場所が県の急傾斜地崩落防止事業で、今年度は測量が行われ
ることになり、市の予算も50万円(市負担分)が計上されました。
現場は崖と住宅が接しているといってよいぐらいの状態で、大雨の
ときには避難をするなどの対応もとれますが、非常時に余裕を持っ
て行動できるかは平常時に十分な備えをすることが大事です。今回
の豪雨では広島県・海田町の三迫川や熊野町滝が谷川の砂防堰堤が
土砂から住宅を守れた様子が報告されています。
 三崎町社以外にも今年3月に市内5か所の急傾斜地が警戒区域に
追加指定されたので、これらについて適切な工事等の実施と安心し
て住める町を要望してゆきます。

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