活動日誌−活動日誌

【19.05.15】国の法改定による国保減免対象が拡大されます

国の法改定による国保減免対象が拡大されます


 5月議会で専決案件が報告され、国保税の減免対象者が増えること
になりました。国保税は所得に応じて7割、5割、2割の軽減措置が
実施されていますが、今回の国民健康保険税条例改定で5割軽減の所
得基準が33万円+一人当たり27万5千円から33万円+一人当た
り28万円に。2割軽減の所得基準が33万円+一人当たり50万円
から33万円+一人当たり51万円に引き上げられます。この変更を
基に平成29年度の実績をもとに推定すると49世帯が新たに軽減の
対象になるそうです。


全体としては増税になるのではないか

 同時にこの法改定には国保税の負荷限度額引き上げももりこまれて
います。豊明市は負担軽減になる変更は先決で行い、その他の事項は
通常の議案として議会に諮られるので6月議会にこの件が出てくるか
もしれません。所得が多い世帯の負担を引き上げることは一見、応能
負担の考えに基づく正しい策と思いがちですが、国保財政における国
の責任が追及されず、加入者のなかでどうパイを配分するかだけに議
論が進む点で問題です。特に国保の加入者の大半が低所得となってい
ることを考えると負担限度額の引き上げは改めるべきと思います。実
際の加入者のモデルも想定して臨もうと思います。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)