活動日誌−活動日誌

【19.06.12】豊明市から9条まもれのメッセージを

豊明市から9条まもれのメッセージを



 安倍首相は5月3日の憲法記念日に開かれた集会へビデオメッセ
ージを送り、2020年に新しい憲法の施行を目指すことを示しま
した。改憲の狙いは9条に自衛隊を明記して紛争解決のための戦力
から自衛隊を除外することにあります。日本が戦争をできる国へと
変えさせるわけにはいかないと思い、6月議会で9条を守り平和な
社会を推進することについて質問しました。



平和行政への反応、平和な社会に対する市民の声は

 豊明市は(学校が主体の)平和教育や一般市民に向けても、市役
所で原爆被害の実相を伝えるパネル展示など、平和行政に取り組ん
でいます。昨年のパネル展示にはメッセージボードが設置されてい
たので、平和な社会へを望む市民の意見はどのようだったか聞きま
した。 市は平成23年に平和市長会議に参加し平和啓発活動を推
進していること、メッセージボードには「戦争のない世界を望む」
「子どもたちに明るい未来を」など、平和を希望するメッセージを
数多くいただいたと回答しました。



市民の願いに応える為、9条守れの意思表示は
 
 改憲により戦争ができる国にしてはならないとの一致点でいま、
自治体の首長経験者によって平和憲法を守ろうという運動が提唱さ
れています(9条の会)。先日、この運動を現役の首長にも広げて
行きたいと呼びかけがありました。平和な社会の願いに応える為、
9条の会に合流してはと聞きました。
 市長は「9条を中心とした護憲の活動について知っており、尊重
したい。ただ、憲法は96条により改定ができるので、守るか変え
るかの議論を通じて民主主義と表現の自由も保障されないといけな
い。首長としては災害から住民を守っている自治体の予算が国県に
比べあまりに低く、地方自治推進の点で憲法改正の議論は必要かと
思う。」と憲法への認識を示しながら、「国際紛争解決の手段とし
て武力を使わないことは国民の想いだし、自分も同じ。9条の会へ
合流する意向はないが、市民の平和を守る活動へ積極的に参加した
い。」と答えました。
 任期の初めに市長が平和な社会を尊重する立場を表明したことは
大変重要です。豊明市は人類の繁栄が戦争をなくすことで達成され
るという、平和都市宣言を1985年に議決しており、この宣言に
基づいた発言だとも思います。9条の会参加については残念ですが、
市民の平和運動をより広めてゆき、憲法を守ってゆきたいです。

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