活動日誌−活動日誌

【20.02.13】学校給食費の値上げと無償化

豊明市でも学校給食費が値上げ


 名古屋市や豊明市など学校給食費の値上げがニュースになってい
ましたが、安城市では第3子以降の小中学校給食費に補助金を充て
ることで無償化を行うことがわかりました。保護者からの申請を受
け付けて令和2年4月から実施するとのことです。
 対象になるのは18歳未満の子どもが3人以上で、同一世帯であ
る世帯、第3子以降の子が市立の小中学校で給食を食べている世帯
で、毎年申請が必要ですが小学校なら255円、中学校なら290
円(1日)の負担が軽減されるということで多子世帯にはかなり助
かる政策だと思います。

「市」にも給食費無償化の流れが起き始めている

 安城市ではこの政策を子育て世帯の支援と位置付けていますが、
貧困や格差を是正する点での重要さを指摘する声もあります。これ
まで町村では給食費無償化が進んでいましたが、兵庫県明石市や宮
城県名取市では今年4月から中学校の給食費が無償化されます(名
取市は中学3年生から順次)。特に明石市は中核市で例のない無償
化で、独自に無償にしていた第二子以降の保育料が国の無償化で市
の財政負担が年間約7億5千万円浮くため、一部を給食無償化にあ
てるというかなり積極的な政策を打っています。
 親族が近くにいて育児の応援をしてもらえることに加え、保育所
の待機児童数や学校教育への熱意を見て住むまちを決める若い人た
ちも多くいるようです。これからのまちの発展にも大変有用と言え
るのではないでしょうか。

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