市政の動き−議会報告

【15.05.20】平和をこわさないで」市民の声が意見書で採択されました

平和をこわさないで」市民の声が意見書で採択されました

 
 安倍政権は14日「平和安全法制整備法」と「国際平
和支援法」を国会に提出することを閣議決定しました。
 この法案は平和という名前を付けられていますが、中
身は日本を海外で戦争する国につくりかえる「戦争立法
」であります。この戦争立法は

・自衛隊が従来の戦闘地域に行き軍事支援を行うこと
・アフガニスタンやイラクで行われ、多数の戦死者を出
 している武器を使った治安維持活動に参加させること
・日本が攻撃されていないのに集団的自衛権を発動して
 アメリカと共に戦争をすること

 を可能にします。私たち日本共産党はこの「戦争立法
」に反対し、憲法九条をまもるために力を尽くしてゆき
ます。


豊明市議会では
15日に臨時議会が行われ、山盛議員が提案した意見書
が採択されました。

 この意見書は「国民的合意のないままに、安全保障法
制の見直しを行わないよう求める意見書」というもので
、安倍政権が15日に国会に提出した自衛隊関連の一括
法案について「歴代政府が踏襲してきた安全保障体制を
180度変えようとするもの」と指摘。
 安倍首相が米国に安保法制を夏までに成立させると明
言したことについても「国民軽視、国会軽視」と述べて
います。


 戦争立法を止めること、憲法九条を守ることについて
内容が弱いと感じたので、共同提案者には加わりません
でしたが、地方自治体から平和な社会を守り、安倍政権
の戦争をする国づくりを止める役割を一定果たすと考え
て、採決には賛成しました。
 10対9で可決となったので、この意見書は首相と防
衛大臣へ送られます。

 会期延長、臨時国会と今年の後半は平和を守る取り組
みが長期間続きます。国会への請願署名を進めながら、
安倍政権の戦争立法を廃案にするまでご一緒に頑張りま
しょう。

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